SIGMA 28-70mm F2.8|写真を撮る楽しさを教えてくれた気楽なズーム

SIGMA 28-70mm F2.8は僕がα7IIと一緒に、初めて購入したレンズです。

今振り返ると、このレンズは「写真を撮る楽しさ」を教えてくれた一本だったと思います。
カメラを買ったばかりで、何をどう撮るかも分かっていなかった頃には、28-70mmという幅広いズームが合っていました。

風景、花、スナップなど、とりあえず何でも撮っていました。ときには、1日1,000枚近く撮ることもありました。
気楽にパシャパシャと撮影できる経験から写真を撮る楽しさに沼っていきました。

もちろん今でも、手元に残っていて、使っています。

キツネくん
キツネくん

最初に買ったレンズが、今でもお気に入りなの?

そうなんです。今は、FE 40mm F2.5 GやFE 85mm F1.8など単焦点も使っていますが、最初のころはこのレンズを付けて、いろんなものをひたすら撮っていました。

この記事でわかること
  • SIGMA 28-70mm F2.8を最初の一本に選んだ理由
  • 実際に使って感じた魅力
  • 28-70mmの使いやすさ
  • 写真を撮る楽しさ
  • 気になったところ
  • どんな人に合いそうか

なぜ最初の一本にSIGMA 28-70mm F2.8を選んだのか

最初は「何を撮りたいか」がわからなかった

カメラを始めたばかりの頃は、「風景を撮りたい」「人物を撮りたい」と明確に決まっているとは限らないと思います。どちらかというと、スマホ写真の延長で綺麗な写真を撮りたいと何となく憧れを抱いている方もいらっしゃると思います。

僕もそうでした。
当時は、これを撮りたいというものが特に決まっていませんでした。

カメラの経験者の友人に相談しながら、
何を撮りたいのかわからないからこそ、気楽にいろいろ撮れる28-70mmレンズを選びました。

まず「撮ってみる」ができる

28-70mmの標準域を行き来できる特性を活かして、

たとえば、

  • 28mmで風景ごと広く撮る
  • 40mm前後で自然なスナップを撮る
  • 50mm前後で被写体を切り取って撮る
  • 70mmで遠くの被写体に焦点を当てて撮る

撮影中は焦点距離をそこまで、意識することなくズームをしながら、自分が何を撮るかをファインダー越しに探していました。

実際に使って感じた28-70mmの魅力

レンズ交換の手間がない

「この被写体なら何mm?」とか「今日は何mmが合うかな?」と考えすぎず、
とりあえず、持ち出してカメラを構えて撮るということができます。

28-70mmであれば、ズームリングを回すだけで構図を変えられます。
そのため、「レンズを選ぶ」より「写真を撮る」ことに集中できました。

パシャパシャ撮るうちに、写真そのものが楽しくなった

ズームレンズということで、被写体を選ばずに、
風景、料理、雑貨などなど、とりあえず気になったものがあれば、ファインダーを覗いてシャッターを切る。

少しずつ構図を意識しながら、ズームして自分のお気に入りのサイズ感に写真を調整して、撮影する。
F2.8の明るく程良いボケ感を常に保ちつつ、パシャパシャと綺麗な写真が取れていく体験にどんどん引き込まれていきました。

どんどんと撮影体験が楽しくなり、構図や光の使い方などを勉強するようにもなっていきました。

何を撮るか分からない日にちょうどいい

単焦点ほど軽くはありませんが、F2.8通しのズームレンズとしては、持ち歩きやすい重さだと感じています。

そのため、「何があるか分からないけど、とりあえずカメラを持っていこう」という日に特に向いています。
例えば、

  • 旅行
  • ちょっとした外出
  • 散歩
  • 初めて行く場所

など、「今日は○○を撮る」と決めずに、「気楽に面白いものが撮れたらいいなー」という感覚で持ち歩いています。

寄れるからいろんな撮影を楽しみやすい

もう少し近づきたいが叶う

スペック上でも広角側の最短焦点距離が19cmとかなり寄れるレンズです。
実際に使ってみると、この「寄れる」が思った以上に便利で、このレンズの大きな魅力です。

花や虫、料理など、全体を写し撮る写真も楽しいですが、花の一部分だけに、ギリギリまで寄って背景をぼかしつつ、普段意識していない細部を写し撮ることがとても面白いです。

そんな普段のレンズでは見逃してしまうような細部まで寄って撮れるのが面白いところです。

構図を作りやすい

もう少し寄りたいと思ったら、近づいて、
ちょっと広くしたいと思ったら、28mm側に回して、
背景を整理したいと思ったら、70mm側へ回す。

というように、「自分が動く+ズームする」ことによって、被写体を意識して動きながら、簡単に構図を調整することができます。

また、自分が留まった状態でも、28mmから70mmまで回しながら、「この構図いいな」と思える、自分のお気に入りの構図を探せることもこのレンズの楽しさです。

キツネくん
キツネくん

このレンズが、写真を撮る楽しさを教えてくれたんだね。

28-70mmで実際に撮影した作例

28mm作例

ISO 100 F2.8 1/800s

コキアがのびのびとしている様子を地面から写し、背景の空が明るい雰囲気を演出してくれています。

36mm作例

ISO 100 F10 1/400s

青い海と空に、来島海峡大橋が長く続いています。

50mm作例

ISO 200 F2.8 1/60s

美味しそうな小籠包が並べられています。
料理の質感や光の入り方を楽しみながら撮影できます。

70mm作例

ISO 100 F2.8 1/2000s

ひまわり畑の中から、一輪のひまわりが堂々とこちらを見つめています。

使っていて気になったところ

単焦点と比べると、やっぱり大きい

軽さだけを考えると、やはり単焦点レンズの方が持ち出しやすいです。

そのため、何をどんな風に撮りたいかが明確な時には、単焦点レンズ。
特に決まっておらず、広角から望遠まで広く撮りたいときには、このレンズ。

と自然に役割の区分けがされてくると思います。

28-70mmの焦点距離が完全に万能な訳ではない

28-70mmは便利ですが、
もっと広角が欲しい、もっと望遠が欲しい、もっとボケが欲しい、もっと小さく軽くしたい
となれば、別のレンズが欲しくなってしまいます。

僕も、広角側でもう少しだけ広く撮れたらなと思い、24mmや20mmが欲しいなと思う時もありますが、
その分、このレンズは他の24-70mmよりも軽いため、持ち運びやすさを重視して買い替えない予定です。

周辺減光は少し気になる

もう一つ気になるのが、28mm側で撮ったときの周辺減光です。
僕の場合、写真によっては画面の四隅が少し暗く感じることがあります。

普段のスナップや風景ではそこまで気にならないことが多いですが、空や壁など、画面全体が明るく均一な場所では「少しく暗いかな?」と感じることがあります。

とはいえ、たまに少し気になるぐらいです。
現像時に補正することもできますし、今のところはこのレンズの使いやすさを考えると、大きな不満には感じていません。

SIGMA 28-70mm F2.8はこんな人に合いそう

こんな人に合いそう

  • 最初の一本を探している
  • レンズ交換を頻繁にしたくない
  • 旅行や外出で一本にまとめたい
  • とにかくパシャパシャ写真を撮りたい

逆に、慎重に考えた方がいい人

  • とにかく小型軽量がいい
  • 大きなボケを楽しみたい
  • 普段から28-70の焦点距離をあまり使っていない
  • 周辺減光を全く許容できない

まとめ

SIGMA 28-70mm F2.8は、α7IIを買ったばかりで、何を撮りたいのかわからず、とりあえずスマホより綺麗な写真を撮りたいと思っていた僕に、写真を撮る楽しさを教えてくれたレンズです。

28mmで広く撮ってみたり、極限まで花や動物に寄って撮ってみたり。
70mmまでズームして、遠くの被写体を切り取ったり、ボケを大きくさせてみたり。

そうやって、パシャパシャ撮っているうちに、写真を撮ること自体がどんどん楽しくなっていきました。

今は40mmや85mmなど、ほかのレンズも増えましたが、
それでも、何も決めずに撮りに行く日にはこのレンズを持っていきます。

キツネくん
キツネくん

レンズが増えても、最初の一本は特別なんだね。